電子帳票×業務デジタル化で始める大企業の現場業務デジタル化

今回は「大企業でも出来る現場業務のデジタル化」と題して、申請から案件管理まで一気通貫でペーパーレスを実現する方法とメリットについて、帳票クラウドサービス「SVF Cloud」を提供するウイングアーク1st株式会社と共催で開催したセミナーの様子をレポートします。
社内での申請プロセスや契約手続きなどで、紙での出力や保管にお悩みの方は必見です。

セミナー概要

本セミナーでは、多くの大企業のハンコ・紙業務のデジタル化を支援してきた業務デジタル化クラウド「SmartDB」と、帳票クラウドサービス「SVF Cloud」の連携ソリューションを、業務デジタル化に成功した事例や効果含めご紹介しました。
本連携ソリューションをご活用いただくことで、高度な業務プロセスのデジタル化だけでなく、業務プロセスのなかで発生する帳票作成・管理業務の自動化までを一気通貫で自動化・ペーパーレス化することが可能になります。

講演:現場による業務デジタル化を実現する
“SmartDB” のご紹介 株式会社ドリーム・アーツ 協創パートナー推進本部 鶴岡 木綿

業務プロセスのデジタル化のススメ

ドリーム・アーツは、単純な業務の電子化では意味がないと考えています。例えば、ワークフローだけを電子化しても、その前後の業務にExcelや郵便作業が残ったままでは業務の効率は変わりません。
「SmartDB」でワークフローとともに入力項目をデジタル化することで、後続業務も含めた業務のデジタライゼーションが可能になります。デジタライゼーションによって、すべてをデジタル化することで業務の改善や効率化が実現できると考えています。

業務プロセスのデジタル化のススメ

「SmartDB」はDX推進を支える業務プロセスのデジタル化に貢献

ドリーム・アーツは、DX推進には以下の3点が重要であると考えています。その上で、「SmartDB」はペーパーレス化だけではなくDX推進を支える業務プロセスのデジタル化にも貢献できるサービスであるとお伝えしました。

  1. 自社プロダクト/サービスのデジタル化
  2. ビジネスモデルのアップデート
  3. 業務プロセスのデジタル化

①と②は何が正解となるかわからないなか、1勝9敗のつもりでトライアル&エラーといったチャレンジが必要な領域です。①と②のチャレンジが成功したとしても、社内の業務プロセスがアナログのままで紙業務が残っていたりすると、顧客の要望を受け取って継続的に現場の業務をアップデートしていかなければならないときに対応できない状況を生んでしまいます。
そのため、DX推進においてスピーディな「③業務プロセスのデジタル化」は軽視できない同時に取り組むべき課題となっており、その領域で現場部門主体の業務デジタル化を支援する「SmartDB」は貢献できると考えております。

「SmartDB」はワークフロー機能やデータベース機能など4つの機能で、現場部門自ら業務プロセスのデジタル化が可能です。

SmartDBとは

大企業を中心としたお客さまに導入いただき、50万人以上にご利用いただいております。

SmartDB導入企業

「SmartDB」でどのように業務デジタル化を行うのか、「SmartDB」で業務デジタル化を行うメリットについて詳細はこちらをご覧ください。

関連資料
3分でわかる「SmartDB」

3分でわかる「SmartDB」

大企業における業務デジタル化の課題と、その解決策として「SmartDB」で、どのように業務デジタル化を実現できるのかをご紹介する資料を公開しました。ぜひご覧ください。

講演:企業の帳票運用が変わる!デジタル文書ソリューション“SVF Cloud”のご紹介 ウイングアーク1st株式会社 Cloud事業部 丹波 勇良氏

帳票は、業種・業務や社内外を問わずビジネスからは切り離せないものです。
オンラインでの請求が当たり前になりつつあるいま、給与明細や注文書、医療カルテや間取図に至るまでをデジタル化するSVF Cloudのご紹介と導入メリットについてお話します。

SVF Cloudとは

SVFとは、全ての業種で利用可能な国内シェアNo.1(※)の帳票基盤ソリューションです。業種やBtoB・BtoCを問わず帳票設計が可能で、金融業界や官公庁での社会的に影響の大きいクリティカルな業務でも利用されています。複雑な帳票フォーマットを再現することができる、帳票デザインの表現力やノンプログラミングで簡単に帳票開発できる点が支持されています。
SVF Cloudは、クラウドサービスならではのさまざまなシステムとの連携でお客さまのビジネスにお役立ちします。

SVF Cloudとは

出典:株式会社ミック経済研究所「帳票設計・運用製品の競合調査2019年度版」(帳票運用製品ベンダー別出荷金額推移)をもとにウイングアーク1stが作成。日立製作所と帳票分野で提携し、「EUR」の資産を取得(2018年4月)したことに伴う数値。

SVF Cloudでクラウド基盤による帳票出力環境の最適化を実現

SVF CloudはWebAPIやCSVであらゆるシステムと連携が可能なため、さまざまな拠点・ロケーションで利用される帳票作成の共通基盤として利用できます。クラウド基盤によるに帳票出力環境の最適化をおこなうことで、以下のメリットがあります。

  1. 開発ノウハウの共有による生産性向上
  2. 変化に強いアウトプット基盤の共有化
  3. 個別システムの管理コストなどのTCO削減(TOC=Total Cost of Ownership)
また、SVF Cloudはノンプログラミング開発・自社運用が可能なため、従来の帳票開発にかかっていた初期費用や改修の費用や時間を削減できます。

クラウド基盤による帳票出力環境の最適化

「SVF Cloud」について

「SVF Cloud」と「SmartDB」の連携イメージ

ワークフローの承認や帳票の内容確認などの事前作業をデジタル化する「SmartDB」と、多様な帳票を再現できる「SVF Cloud」の連携により、帳票内容作成から提出/契約証明などの一覧の流れを一気通貫でデジタル化ができます。
例えば「SmartDB」で最終承認されたあと、ロボットが「SVF Cloud」での帳票出力と出力された帳票の「SmartDB」への連携を自動で行うように設定すれば、シームレスな業務フローが実現可能になります。先方に提出した帳票は「SmartDB」上に自動保管され、紛失リスクや管理作業にかける時間をなくします。

「SVF Cloud」と「SmartDB」の連携イメージ

利用イメージはどのようになるのか、連携することでどのように業務デジタル化を実現できるのかについて、業務デジタル化に成功した事例や効果含めご紹介したセミナーの講演資料を掲載しています。ぜひ下記よりご覧ください!

講演資料のダウンロードはこちらから!


いかがでしたでしょうか?
ペーパーレス化やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に向けて現場部門での業務デジタル化を検討されている方にとって参考となっていれば幸いです。

プロモーショングループ ホシ

この記事の執筆者:ホシ (プロモーショングループ)

新卒でドリーム・アーツへ入社
お客さまのサービス利用立ち上げ支援を行う部門からプロモーショングループへ異動
専門知識がない方にも分かりやすく、サクッと読み進められる記事を書いていく